不動産の売却タイミングを検討するなら、所有する不動産の価値をきちんと把握しておくことが大切です。
鉄筋コンクリート造の建物では、耐久性を維持するためにコンクリートのかぶり厚さが重要となりますが、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
今回は、不動産の売却を考える人なら知っておきたい「かぶり厚さ」について解説します。
不動産売却で知っておきたいかぶり厚さの不足とは?
鉄筋コンクリート造は、多くのマンションや一部の戸建てで採用されており、頑丈で気密性が高いのが特徴です。
鉄筋は強度があるが錆びやすいのが特徴で、それを補うためにアルカリ性のコンクリートでまわりを固めたものが鉄筋コンクリートになります。
ただし、コンクリートは経年で少しずつアルカリ性から中性へと変化していきます。
コンクリートが中性化するとひび割れしやすくなり、そこから水分が内部に浸透して、結果として内部の鉄筋が錆びて強度が低下してしまうのです。
そのため、鉄筋を覆うコンクリートは十分な厚みが必要です。
かぶり厚さとは、鉄筋コンクリート造の建物で鉄筋を覆うコンクリートの厚みのことで、鉄筋の表面からコンクリートの表面までの距離を指します。
建築基準法でかぶり厚さの最小基準は決められていますが、十分なかぶり厚さがあればそれだけ建物の耐用度が高いといえるでしょう。
不動産売却でかぶり厚さの不足が気になるときの対策は?
かぶり厚さは、鉄筋コンクリート造の建物の強度や耐用年数を考えるうえで、重要になります。
かぶり厚さが不足するとひび割れが発生しやすく、建物の強度が弱いと考えられ、不動産価値が下がる可能性もあります。
では、所有する不動産のかぶり厚さが気になったら、どのように対処すべきかを見ていきましょう。
仕様書で構造をチェックする
マンションなら購入したときに渡された、仕様書を確認するといいでしょう。
仕様書には建物の基礎や構造、かぶり厚さについても記載があります。
非破壊検査を実施する
仕様書と実際の建物にズレが生じることもあるので、不安があるときは非破壊検査を実施するといいでしょう。
非破壊検査では、建物を壊さずにコンクリートの内部を調査できるので便利です。
結果を書類としてまとめてもらえば、不動産売却時の客観的な資料となり、建物の寿命についても推察しやすくなります。
建物の修繕をする
かぶり厚さが不足しているときは、建物の修繕を考えることになるでしょう。
戸建ての場合は速やかに修繕できますが、マンションの場合は規定によって進め方が異なるので管理会社に相談してください。
価値が下がらないうちに売却する
かぶり厚さに不安がある建物は、不動産価値が下がらないうちに売却を考えるのもひとつの方法です。
ただし、瑕疵がある建物を売却するときは、買い主に瑕疵を説明する責任があるので忘れないように注意しましょう。
まとめ
今回は、鉄筋コンクリート造の建物のかぶり厚さについて解説しました。
鉄筋コンクリート造の特徴を理解することは、安全のためにも不動産価値を理解するためにも重要です。
鉄筋コンクリート造の建物を所有する人は、建物の経年劣化を考慮に入れて売却タイミングをよく検討するとよいです。
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