どのような場合に造成が必要となるかご存じでしょうか。
造成後に売却するほうが良いことはわかっていても、工事費用を負担しなければならないため、できればそのまま売却したいと考える方もいるかもしれません。
そこで、造成とはどのようなものなのか、造成が必要な土地を売却する際の資産価値に与える影響についてもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。
不動産売却をするなら知っておきたい！土地の造成とは？
土地の造成とは、元々の地形を切り崩す切土をしたり、盛土をしたり、擁壁などを施工して建物を建てられる状態・使いやすい状態に形成することです。
そのようにして造成された土地のことを造成地と呼びます。
不動産売却においては、造成が必要な土地をそのまま売却するのではなく、土地を造成して使いやすい地形にしてから売却するほうが好ましいとされています。
造成が必要な不動産をそのまま売却するのは資産価値に悪影響！
不動産売却において、造成が必要な土地をそのまま売却することはおすすめできません。
なぜなら、土地の資産価値が低く見積もられたり、買主に造成工事の負担がかかるため避けられやすく、買い手が見つかりにくいなどの影響があるからです。
土地の価値は立地や面積だけでなく、形状や凸凹の有無などにも大きく左右されます。
そこで、造成工事をして宅地などにふさわしい造成地にしてから売却したほうが、結果的には早期に高額で売れるでしょう。
なお、土地の造成についてはさまざまな規制や法律が設けられているため、個人で対応できるものではありません。
工事は造成をおこなう専門の業者に依頼して、造成の許可申請や規則、法律にそってすすめてもらいます。
造成工事にかかる費用は売主の負担となりますので、工事をせずそのまま売りたいと思う方もいるでしょう。
しかし、土地を造成せずにそのまま売却した場合の売却価格よりも、造成地の売却価格から造成工事費用を差し引いた金額のほうが高くなる可能性あります。
したがって、これらを考慮したうえで、きちんと造成してから売却することをおすすめします。
まとめ
今回は不動産売却のなかでも造成が必要な土地の売却について解説しました。
造成とは、建物を建てられる状態・使いやすい状態に形成することです。
造成が必要な土地をそのまま売却するよりも、工事をして造成地として売却したほうが高く早く売れる可能性が高いので、造成工事後に売却することをおすすめします。
横浜市中区周辺の不動産や売却査定のことなら、私たち株式会社ランドスケープにお任せください。
売却相談から不動産に関する疑問など、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
